2016年4月 8日 (金)

灌仏会

御釈迦様の誕生日

釈尊御生誕の時、竜王是を祝し

甘雨を降らせたとか

火が強かったーしがつよかったー

四月八日ー御釈迦様の日ーおしゃかになった

鍛冶屋の隠語で火加減が強くて

品物をダメにする。語源にもなったとか聞く

この日を無事に過ごせた事に感謝と

御生誕を祝し甘茶を奉る

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考えて見たらひどい話で

生まれたての赤ん坊の頭に

甘茶をかけて喜ぶとは

善行なのか良く判らないが

皆さんが良いと言う事は

進んで参加してみたい

決して野次馬で参加しているのではない

南無釈迦牟尼

お陰様で今日一日無事に過ごさせて

戴きました

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2015年10月26日 (月)

NHK総合です

10月30日(金曜日)夜7時半から

「小さな旅スペシャル」に

すこし映ります

関東地域に放送されますので

見られない方が多いと思います

今回の放送では

弟子達が還暦の祝いに作ってくれた

真赤な「つなぎ」を着ています

なぜか?このつなぎはとても温かい

赤い色だから視覚的に温かく感じるのか

とれとも

弟子たちの温かい心づかいが

体も心も温めてくれるのか

とても肌触りが良いです

真っ赤なのでかなり人目を引く

人目を気にするほど肝は小さくないので

部品的に小さい場所も有るかも

しれないが、気に入っている

そんな真っ赤な「つなぎ」も見てください

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2015年9月13日 (日)

また来た足らん足らん学生

今年も来ました

頭の足らん足らん学生さん

例によって新聞の方面から

築地の方から来やすいのか?

炉の修理用の土を練り込んでいたが

これは意外と時間がかかるので

こちらも暇つぶしのつもりで

相手をすることにしたが、

今年は少し手が混んでいた

「交番でここを紹介されました」

地域の交番の紹介ならしょうがない

新聞の記事を示して

「この様な職人さんの記事を書きたい」とか

言っていた。

職人の記事を書きたいのに何も知らない

木工をした事が有るかと聞けば

「小学校の版画工作以来していない」とか

小刀で鉛筆を削らし見れば

小刀の持ち方も判らない

こちらの答えと聞き返して来る事が

チグハグ

学部はと聞けば「法学部」

んーーわからない なんでこんな人が

職人の仕事に興味を持つんだ?

暫く質問なのかこちらだけしゃべっているのか

わからない時間が過ぎ、戻って行き掛けに

「今回の事は記事にならないかもしれない」と

勝手に押しかけてきて、こちらの時間を潰して

記事にならないとは?

記事にならないのではなく記事に出来る

能力が無いのか?誠意が無いのか?

それが違うとするならば

記事を書く練習に来たのか?

最悪は、記事を書く練習に来た場合だろう

偽りの謀で人の仕事を邪魔しにくる

偽計業務妨害か

ニセの情報で己が利益を得る。

日本語では、これを 詐欺 と言う

法学部の学生なら

法律は正義のために使うのだろう

学び得た知識を悪事に使うとは

あきれ果てた

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2015年4月 5日 (日)

こんな事が現実ですか

加山雄三さんの「若大将ゆうゆう散歩」と言うに

番組に出させて戴きました

人気番組ですから何か起こるだろうな―と

思っておりましたら

やはり御来訪並びにお問い合わせ

何の問い合わせかと言うと

農具 

農具の問い合わせ!!

「鉄板を切り抜いて溶接しただけの農具しかない」と

口々に言われる

農具ってその様な物ではないのかと思っていたら

なにやら違うらしいけど

残念ながら農具に関しての知識がゼロに等しい

ので判らない

この様なお問い合わせが来ていますよと

御来訪のお客様に申し上げますと

「昔、使っていた物から見ると最近の物は

こんな物で農作業は出来ない」と吐き捨てる様な

お言葉には驚きました

このお客様も

「出来るなら作ってほしい!」

全く需要が無いので見た事も興味もないので

できません

日本の農業の基本とも言える農具が

きちんと出来ていない??

こんな事が現実なのでしょうか?

都心の農具と縁の薄い鍛冶屋に

わざわざ問い合わせをされるのは

相当困っているのだと拝察します。

農具を使う人達はしょうがなく

切りぬいて溶接した物で仕方なしに

仕事をされているのでしょうか?

販売利益と労力を天秤にかけると

溶接で大量生産しないと食べて行けないのが

現実だろうなと考えます。

我が家でも労力の割に価格が安いのがバンカキ

バンカキ用の鋼は青紙1号が最も適しているが

青紙1号が最近高すぎるのでバンカキの

値上げをするか

バンカキの製造をやめるか

昨年あたりから悩んでいる

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2014年8月13日 (水)

これ以下は無理

小刀じゃない鑿です

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作業ズボンの上で撮影して見たけど

どう見ても小刀にしか見えないけど

先端には刃が付いているし

裏も押してある

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1分鑿、5厘鑿そしてこれは

2厘鑿

1分研げて一人前

5厘研げれば褒められると

職人仲間では昔から言われていると

2厘研げるとどの様な評価が戴けるのだろうか

この薄さの刃物の裏を押すと

鑿自体が素直に撓む(たわむ)

撓む(曲がる事)と裏の平面精度が

狂って来るのでひと工夫もふた工夫もしないと

平面に押す事が出来ない

一部例外を除いて裏の付いている刃物の

裏は平面で無ければいけない

未熟者は縦に突いて行けば、と

考えるかもしれないが砥石に溝を掘るだけで

裏押しは出来ない

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7という数字のわきに筋が見えると思うが

この鑿で彫った痕跡

この幅の需要が有るから作れた

洒落や序(ついで)ではとても出来ない

鋼は青1号の全鋼、5厘程度に火造り上げて

全体を曲げて曲がりのおかしなところを

やすりで取って、後はひたすら砥石で

厚みが薄く均等になるように研ぎ続ける

更に0.09ミリ薄くすると残念ながら

折れた。

鑿も折れたが、気持ちも折れたので

0.5ミリぴったり暫く先延ばし

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2014年8月 6日 (水)

暑中お見舞い申し上げます

昨日8月5日は東京で今年一番の暑さを

記録したとか言う事ですが

嬉しくも楽しくも無い記録かと思います

そこで御高覧の皆々様のために

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昨日の火造りで炎の中には和鉄を

放り込んで今まさに沸かしが始まった状態です

この直後の写真は火花飛び散り湯玉走る

鍛冶屋の見せ場なのですが

時間との勝負と言う事もあるので

とても写せる余裕が有りませんので

御想像にお任せします

この画像を ジ――と 見てください

ほら

だんだん汗が流れて来ますよ――

暑いでしょ?

暑いでしょ?

そこで良く冷えたビールでも一気に

お飲みください

爽やかになったでしょ?

爽やかにならない方は

もう一杯お召し上がりください

間違っても熱々のお汁粉などは

召しあがりませぬように

明日から残暑

暫く暑さが続きます

御身大切に御自愛くださいませ

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2014年7月 4日 (金)

根岸流棒手裏剣

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梅雨時の蒸し暑さは身にこたえるのは

鍛冶屋ばかりではないので嘆く事は無いが

あついよーー!!

表題通り今回は根岸流棒手裏剣が完成した

たつなみ流、しらい流そして根岸流の

手裏剣道が関東には有る

たつなみ流は数流儀が有るのだが

皆漢字が違うそれぞれの漢字を

表記すると他の漢字の流儀の人が

来なくなるので平仮名表記

しらい流については

少々恥ずかしながら

こちとら江戸っ子なもんで

日比谷(ひびや)と渋谷(しぶや)の

発音区別があいまいで

平井流と御注文されても

「あーしらいですね」とうけたまわると

お客様も

「あー江戸っ子でヒとシが区別がねぇんだな

と思われるらしく

「5寸で頼む」と話を終わらせてしまいますので

白井なのか平井なのかはっきりしません

その内に強情な方が来て

「白井流です」とか

「平井流です」とかはっきりするだろう

この根岸流はこのままでは使えません

頭に房をつけて使いますがこれは

使われる方の調整にゆだねるので

鍛冶屋の方では関知しません

写真は2メートルほど離れたところから

適当に投げた物を撮影しましたので

バラバラに刺さってしまっていますが

巧く打つと綺麗に林立します

普通は畳を標的にしましす

堅板を立てかけて標的にしている

素人武芸家が居ますが間違いです

上級者ほど得物を大切に長く使います

弓道が良い例で決して硬いのもを

標的なんかにはしません

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2013年11月30日 (土)

おだて上手

私の携帯電話の末尾は6789

自分としては電話番号なんか数字の羅列

程度に思っていたら

「どんどん数字が大きくなってゆく番号」と

人様から言われると気持ちの良い物だ

確かに末尾が 0 だと尻つぼみと言う事に

なるのかもしれないが

巧い誉め方が有る物だと思った

 私が高校生のころに他界してしまった

伯父にこんな事を言われた事が有る


大人になって遊興の場に行くようになったら

足元を見られると言う事が有るから

靴は靴底まで磨き、ズボンは裾に

これでもかと言うほどにアイロンをかけろ

あの場所ではまず姿を誉める

次に服の趣味を誉める

次に肌色

次に声の調子

最後に手を誉める

手の事を最初に言われたらその店には

二度と行くな

手しか話題にする物が無いと

言われたのも同然だと教わったので

今でも伯父のこの言葉は肝に銘じて

守っている

先日も銀座のクラブと言う所に

お客様に誘われて

いったときにそこのホステスさんに

「あらー!厚みのある手ですね」と

いきなり言われた

思わす怒りが込み上げてきたが

場にそぐわない服装を恥じるべきと

反省し、誘って頂いたお客様にも

気の利かない服ですみませんと

伝えると「こっちが客なんだから

そんなこと気にしなくて良いよ」

とは言われたが

やはり夜会服の1つも持っていないと

だめだろうと感じたがこの様な場は

どちらかと言うと嫌いに属するので

これに懲りて行かなければ良いのか

格式と言う物を重んじるべきか

靴底を磨きながら考える事にした

12月2日現在

この銀座のクラブに誘ってくれた

お客様からご連絡を頂戴した

「よく似合っている服で趣味も良かった」

ふふっ おだて上手!!

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2013年10月29日 (火)

ナイフマガジン12月号に出ました

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ナイフマガジン12月号の88ページに出ています

記事の内容は著作権の都合で

申し上げる事も出来ませんが

鍛冶屋の日常の雰囲気が醸し出された

好い文章と写真に仕上がっています

御一読賜れば幸甚です

立ち読みは御遠慮乞う

文中に有る「1分の諸刃小刀の製法」は

公開したって構わないと私の言葉で

言っていますが

のぞき見するならかまいませんけど

教えてと言っても教えませんからね

先日まとめて作っちゃいましたから

暫く作りませんよ

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2013年9月13日 (金)

玉鋼最終回一歩手前

さーてと

折り返し鍛錬後

テストピースを作って焼き刃土を

塗布、乾燥後に焼き入れ

この辺の手順はくどくど説明も

要らないと思い省略

刀剣研磨の手順で研ぎ上げると

少し青みがかかった地肌と小板目肌

本当は、柾目肌が出る予定だったが

鉄肌コントロールがきちんと

出来ていない証拠かと考えるが

小板目肌が出てきたことから見ても

温度管理に間違いが無かったことを確認

折り返し鍛錬が終わってさーこれから

小刀なり包丁を作ろうとするのは

鍛錬を知らないだけ

くどいようだが砂鉄を精錬して

「ケラ」を作って玉鋼が出来たと

喜んではいけない

「ケラ」を鍛えて初めて「玉鋼」が

出現する

出現すると言う言い方は

鍛え損なえば「ゴミ」が出来るから

自分で鍛えた物が玉鋼なのか

ゴミなのか判らなければ

救いようがないけどねbleah

なんか文句有る――sign02

「玉鋼3」までは下ごしらえ

鍛錬の準備段階でここから

本鍛錬または上鍛錬と言う段階に入る

テコ金は下ごしらえで使用した物を

そのまま使う 日本刀、包丁の場合

テコ金部分は中子になるので

この部分は多少省力でもかまわない

小刀、鉋の鋼としてに使う予定なので

先端の最上位部分を使う予定ながら

今年の猛暑で仕事が大幅に遅れているので

暫く玉鋼鍛錬はお休み

本業をおろそかにはできないので

ガンガン仕事をします

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